2018年01月13日
2014年02月28日
鳥かごの中で思うこと
朝早くおきて仕事に出かけ、帰りは夜遅くて家族と話す間もなく1日が終わり、ベッドで眠る。
次の日も朝早く起きて仕事に出かけ、夜遅く帰宅し、ベッドで眠る。
そうまでして働くのはなぜか。
畑があったら暮らしに必要なだけ自分で食べのを育てる。
それ以上は作らず、余った時間で家族と好きなことをする。
生きるのに必要なものだけあればいい。
それでも人は、必要以上の豊かさを手に入れるために周りを気にして、周りに合わせたり、振り回されたり、傷ついたりして生きている。
それが文化と言われればそれまでか。
今の文化をすべて捨て去って、ヒトという動物として生きたい。
そんなことを考えたりする。
「もし宝くじが当たったら、今の仕事をやめて気ままな人生を歩みたい」
と思ったりするが、お金を手に入れたからといって気ままな人生をおくれるわけでもない。
結局は資本主義と民主主義ではない島国という鳥かごの中にいつまでも捕らわれている気がするのだ。
飛行機は飛ぶ。この世界に燃料があるから。
燃料がなくなったら?
僕らはこの鳥かごから逃げ出すことができなくなる。
2014年02月20日
2014年02月19日
記念写真
行った先ではだいたいフィルムカメラのセルフタイマーを使って2人で写真を撮る。
彼女との日々を記録する。
出来上がった写真は家のどこかに隠れて、何十年も時間を旅して、あるとき突然あらわれ音のない雷のように、記憶をフラッシュバックさせる。
2人の若さと背後に写った風景、そして周囲に写った友や家族を見て、当時を思い出す。
そんな写真にまつわる話を死ぬまで彼女とできたらいいなと思う。
彼女との日々を記録する。
彼女も僕も写真家だから、2人の写真がふえてゆく。